○山中湖文学の森・三島由紀夫文学館資料取扱要綱

平成11年6月23日

教委訓令第1号

(趣旨)

第1条 この要綱は、山中湖文学の森・三島由紀夫文学館(以下「文学館」という。)における資料(山中湖文学の森・三島由紀夫文学館設置及び管理条例(平成11年山中湖村条例第1号。以下「条例」という。)第1条に規定する資料等をいう。以下同じ。)の寄贈、寄託、貸し付け、借り受け等に関し必要な事項を定めるものとする。

(資料)

第2条 文学館が寄贈又は寄託を受け入れる資料は、次に掲げるものとする。

(1) 小説、詩、短歌、俳句、評論、随筆、児童文学等の各領域で、資料収集方針に沿って選定された資料

(資料の寄贈)

第3条 文学館に資料を寄贈しようとする者は、資料寄附申込書(第1号様式)により教育委員会に提出するものとする。

2 教育委員会は、前項の規定により申込みのあった資料の寄贈の受入に当たっては、必要に応じ、当該資料の評価及び評価額について学識経験者の意見を聴くものとする。

3 学識経験者は、前項の諮問に対し、次の評価結果を資料評価書(第2号様式)に記入し、教育委員会に提出するものとする。

(1) 資料の内容及び価値に対する評価

(2) 資料の価格に対する評価

4 教育委員会は、資料の受入れが必要と認めたときは、寄附物品受納調書(第3号様式)及びその他必要な資料を添付し、村長の承認を得るものとする。

5 教育委員会は、前項の規定により村長の承認を受けたときは、寄贈申込み者に対し所定の手続きをとるものとする。

(寄贈に対する報償)

第4条 教育委員会は、資料寄贈者に対し、感謝状及び記念品を贈呈することができる。

(資料の寄託)

第5条 文学館に資料を寄託しようとする者は、資料寄託申請書(第4号様式)を教育委員会に提出し、その承認を受けなければならない。

2 教育委員会は、前項の規定により承認をしたときは、寄託資料と引き換えに資料受託書(第5号様式)を交付し、資料受託書控え(第6号様式)を保管するものとする。

(寄託期間及び返還)

第6条 寄託期間は、教育委員会と寄託者の協議により、定める。

2 教育委員会は、寄託期間満了1月前までに寄託者に対し、当該期間満了の日を通知するものとする。

3 教育委員会は、寄託期間が満了したときは、資料受託書と引換に寄託資料を当該寄託者に返還するものとする。ただし、寄託資料の返還を受ける者が、寄託者の代理人であるときは、委任状その他これを証する書面を提出しなければならない。

4 教育委員会は、第1項の寄託期間を寄託者と協議の上、変更又は更新することができるものとする。

(寄託資料の譲渡)

第7条 寄託者が、寄託資料を他に譲渡したときは、速やかに受託書の書換えをしなければならない。

(受託書の再交付)

第8条 第5条第2項の規定により発行した資料受託書を亡失し、又は著しく破損したときは、寄託者は、速やかに資料受託書再交付申請書(第7号様式)を教育委員会に提出し、資料受託書の再交付を受けなければならない。

(寄託資料の取扱い)

第9条 寄託資料の展示、閲覧、保管その他の取扱いについては、文学館が所蔵する資料に準ずるものとする。

2 教育委員会は、寄託資料のうち補修を必要と認めたときは、寄託者の同意を得て、その経費の全部又は一部を負担してこれを修理することができるものとする。

(寄託の条件)

第10条 資料の寄託の条件は、原則として次の各号に定めるとおりとする。

(1) 寄託資料を展覧、閲覧に供し、若しくは寄託者の同意を得て撮影、複写等を行い、及びこれを刊行し、又は頒布することができる。

(2) 文学館以外の者が前号の行為をするときは、寄託者の承諾書を添えて教育委員会に申請し、その承認を受けなければならない。

2 教育委員会は、前項に掲げるもののほか必要と認められる事項については、寄託者と協議して処理するものとする。

(資料の借入)

第11条 教育委員会は、必要と認めた資料を借入れることができる。

2 教育委員会は、資料を借入れたときは、所蔵者に資料借用書(第8号様式)を交付し、資料借用書控え(第9号様式)を保管するものとする。

(借入の条件)

第12条 文学館が、資料を借入れるときの条件は、原則として次の各号に定めるとおりとする。

(1) 文学館は、借入期間中保管の責任を有すること。

(2) 文学館は、借入れに伴う経費の負担をすること。

(3) 借入期間中は、借入資料に相当する保険を掛けること。

(4) 文学館が借入資料の所蔵者名を公表しようとするときは、所蔵者の承認を受けること。

(5) 借入資料の撮影又は複写は、文学館で発行する展覧会目録、又は記録として保管するほかは、所蔵者の承認を受けること。

(借入資料の返還)

第13条 教育委員会は、借入れた資料を返還するときは、資料借用書と引換えに返還するものとする。

(借入に対する報償)

第14条 教育委員会は、資料を借入れたとき、その所蔵者に対し謝礼をすることができるものとする。

(借入資料の滅失又は損傷に対する賠償)

第15条 文学館は、借入れた資料を故意又は過失により滅失し、又は損傷したときは、賠償の責を負うものとする。

(資料の保存及び管理)

第16条 教育委員会は、所蔵の文学資料、寄託資料、借用資料を可能な限りの好条件で保存及び管理しなければならない。

(資料の貸出)

第17条 教育委員会は、文学館に所蔵する資料を、次の各号に掲げた条件を備えた他の文学館又はこれに準ずる施設(以下「他の文学館」という。)に貸出すことができる。

(1) 学芸員の資格を有する者又は同等の専門的知識を有する職員を配置していること。

(2) 防災や警備に万全を期することのできる設備、環境等であること。

(3) 貸出す資料に対して、展示場や保管施設が安全で十分な広さを備えていること。

(4) 資料の状態の保持のため、展示場の空調、照明等基準に相当する設備を有すること。

(5) その他教育委員会が必要と認める条件を備えていること。

(貸出の申請)

第18条 資料の貸出を受けようとする他の文学館は、貸出希望日の1月前までに資料館外貸出許可申請書(第10号様式)を教育委員会に提出し、その承認を受けなければならない。

(貸出の承認)

第19条 教育委員会は、前条の申請があった場合において、文学館の業務に支障がないと認めたときは、これを承認することができる。

2 教育委員会は、前項の規定により承認したときは、資料館外貸出許可書(第11号様式)を交付するものとする。

3 前項の貸出期間は、1月以内とする。ただし、教育委員会が特別の事由があると認めたときは、この限りでない。

(貸出の条件)

第20条 資料を貸出す場合の条件は、次の各号に定めるとおりとする。

(1) 公開目的が地域文化の普及向上に寄与するものであり、公共性があること。

(2) 貸出期間中の保管及び貸出に伴う経費は、申請者の負担とすること。

(3) 申請者は、貸出期間中は貸出資料に相当する金額の保険を掛けること。

2 教育委員会は、前項各号に掲げるもののほか、別に必要と認める条件を付することができる。

(貸出資料の滅失又は損傷に対する賠償)

第21条 他の文学館は、第19条の規定により貸出を受けた資料を、故意又は重大な過失により滅失し、又は損傷したときは、賠償の責を負うものとする。

(借用書の提出)

第22条 貸出の承認を受けた他の文学館は、貸出を受けるとき、資料館外貸出許可書を提示し確認を受け、教育委員会に資料貸出借用書(第12号様式)を提出しなければならない。

(貸出資料の返還)

第23条 教育委員会は、貸出資料を返還させるときは、資料貸出借用書と引換えに返還させるものとする。

(閲覧の条件)

第24条 資料を閲覧するときの条件は、次の各号に定めるとおりとする。

(1) 資料の閲覧は館内の所定の場所でのみ行うこと。

(2) 閲覧できる資料は、生原稿のコピーファイル、書籍、雑誌等

2 前項各号に掲げるもののほか、教育委員会は別に必要と認める条件を付することができる。

(閲覧の制限)

第25条 閲覧を制限する資料は、次の各号に定めるとおりとする。

(1) 保存上又は内容上閲覧に供することが望ましくない資料

(2) 未整理の資料

(3) 原資料提供者から閲覧の禁止を求められている資料

(4) その他教育委員会が閲覧を不適当と認めた資料

(特別閲覧)

第26条 前条の規定にかかわらず、教育委員会が必要と認めたときは、特別閲覧することができる。

(閲覧資料の滅失又は損傷に対する賠償)

第27条 閲覧者は、資料を故意又は過失により損傷し、若しくは滅失したときは、賠償の責を負うものとする。

2 前項に該当する者は、資料滅失損傷届(第13号様式)を教育委員会に提出するものとする。

(資料の複写)

第28条 教育委員会は、文学館に所蔵する資料のうち、第31条に規定する以外の資料を複写させることができる。

(複写の申請)

第29条 資料を複写しようとする者は、教育委員会に資料複写申込書(第14号様式)を提出し、その承認を受けなければならない。

(複写の条件)

第30条 資料を複写しようとする場合の条件は、次の各号に定めるとおりとする。

(1) 複写の申請者は、著作権法上の責任を負うこと。

(2) 複写は、著作権法(昭和45年法律第48号)の範囲内とする。

(複写の制限)

第31条 複写を制限する資料は、次の各号に定めるとおりとする。

(1) 生原稿

(2) 保存上又は内容上複写に供することが望ましくない資料

(3) 未整理の資料

(4) 原資料提供者から複写の禁止を求められている資料

(5) その他教育委員会が複写を不適当と認めた資料

(撮影の条件)

第32条 山中湖文学の森・三島由紀夫文学館管理運営に関する規則(平成11年山中湖村教育委員会規則第1号)第7条の規定による特別観覧を許可する条件は、次の各号に定めるとおりとする。

(1) 撮影した資料を、申請の目的以外に使用しないこと。

(2) 申請者は著作権法上の責任を負うこと。

(3) 撮影は著作権法の範囲内とすること。

(4) 申請者は撮影に伴う経費を負担すること。

(5) 撮影したポジ・ネガフィルムは複製しないこと。

2 教育委員会は、前項各号に定めるもののほか、別に必要と認める条件を付することができる。

3 前2項の規定はスチール写真以外の撮影について準用する。

(撮影の制限)

第33条 撮影を制限される資料は、次の各号に定めるとおりとする。

(1) 保存上又は内容上撮影に供することが望ましくない資料

(2) 未整理の資料

(3) 未発表の資料

(4) 原資料提供者から撮影の禁止を求められている資料

(5) その他教育委員会が撮影を不適当と認めた資料

(撮影回数)

第34条 条例別表第2に規定された特別観覧料の1点1回の1回とは、撮影しようとする資料の同一個所について3カットまでの撮影をいう。

(公表の条件)

第35条 撮影した資料の利用者は、資料を次の各号に定める条件により公表することができる。

(1) 著作権者及び寄託者の承諾は利用者自身が得ること。

(2) 利用者は著作権法上の責任を負うこと。

(3) 利用した資料を公表するときは、「山中湖文学の森・三島由紀夫文学館」の所属資料であることを明示すること。

(4) 刊行物に掲載したときは、当該刊行物を文学館に納入すること。

(5) 活字化されていない資料の公表については、全文掲載しないこと。

2 前項各号に定めるもののほか教育委員会は、別に必要と認める条件を付することができる。

附 則

この要綱は、平成11年7月3日から施行する。

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山中湖文学の森・三島由紀夫文学館資料取扱要綱

平成11年6月23日 教育委員会訓令第1号

(平成11年6月23日施行)

体系情報
第7編 育/第3章 社会教育
沿革情報
平成11年6月23日 教育委員会訓令第1号