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2023年12月1日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く

令和7年4月より内容の一部が変更となります。






帯状疱疹とは
 水痘・帯状疱疹ウイルス(vaticella-zoster virus:VZV)は、水痘が治癒した後も、三叉神経節等の脳神経節や脊髄後根神経節に生涯にわたり潜伏感染しますが、加齢、免疫抑制その他の原因により、VZVが再活性化し、その結果、潜伏感染をしていた神経支配領域の皮膚に帯状疱疹を発症することがあります。80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。
 発症するとおもに体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に広がります。症状は、痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続きます。治療の基本は、抗ヘルペスウイルス薬の使用ですが、皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛(postherpetic neuralgia:PHN)と呼ばれる長期間にわたる痛みが続くことがあります。
 PHNには根本的な治療方法がなく、何か月、ときには何年も強い痛みが残ってしまうことがあります。痛みがひどい場合には、神経の周りに局所麻酔薬を直接注射する「神経ブロック」が選択されることもあります。50歳以上では、帯状疱疹を発症した人の約2割がPHNに移行すると言われています。発症部位によっては、角膜炎等による視力低下や失明、Ramsay-Hunt症候群(耳介部の水疱形成、顔面神経麻痺、難聴、めまい)といった合併症があります。

対象者 次の条件を全て満たす方
1.令和5年7月1日以降に帯状疱疹ワクチンの予防接種を受ける方
2.予防接種当日において、山中湖村に住民登録のある方
3.接種日現在、50歳以上である方


助成対象となるワクチン
〇不活化ワクチン
 :乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(製剤名:シングリックス)
〇生ワクチン
 :乾燥弱毒生水痘ワクチン(製剤名:ビケン)


助成額
ワクチン
助成額
助成回数
シングリックス
(不活化ワクチン)
10,000円/回
1人2回まで
ビケン
(生ワクチン)
4,000円/回
1人1回まで

接種に必要なもの
健康保険証、運転免許証などの本人・助成対象者であることが確認できるもの

接種までの流れ
①ご自身が接種の対象者であるかご確認ください。
②帯状疱疹ワクチン予防接種指定医療機関をご確認ください。
③帯状疱疹ワクチン予防接種指定医療機関にお電話にてご予約をお願いします。
 ※指定医療機関で接種のご予約を行う際、接種を希望するワクチン(不活化ワクチン/生ワクチン)をお伝えください。
 ※指定医療機関によってワクチンの在庫状況等が異なりますので、ご予約の際に接種できるワクチンについてご確認ください。
 ※指定医療機関によって接種費用が異なりますので、ご予約の際に費用についてご確認ください。
④予約日に来院し接種をしてください。
 ※予診票は各医療機関に備え付けのものをご利用ください。
 ※医療機関窓口では、接種費用から村の助成金額を差し引いた額を自己負担額としてお支払いください。



※令和6年9月1日現在の情報です。

本文終わり
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
福祉健康課 健康係
説明:予防接種・感染症・母子保健・健康づくり・健(検)診・食育
住所:401-0595 山梨県南都留郡山中湖村山中237-1
TEL:0555-62-9976
FAX:0555-62-9981