４月３０日に文化庁が、富士山について、国際記念物遺跡会議（イコモス）が世界文化遺産にふさわしい旨の評価をし、国際教育科学文化機関（ユネスコ）世界遺産委員会に登録勧告を行なったことを発表しました。 勧告段階とはいえ、長年尽力してきた多くの人々の思いが通じた賜物であり、登録実現を大いに期待できる結果が得られたことは、大変喜ばしく思います。 ​​​​​​​ ただし、構成資産「三保の松原」が除外との勧告がされたことは、これまで山梨・静岡の富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議において協議してきた経緯もあり、この一部除外については非常に残念に思います。  ６月に開催される世界遺産委員会においては、三保の松原も含めた内容で登録されることを信じて、結果を待ちたいと思います。 本村においては、これを機に更に最高の郷土として、常に誇りと感謝を忘れず、富士山及び山中湖によく似合う麗しい里を築いてまいります。 また、富士山は日本の宝から世界の宝となることで、山中湖を含めた、この清らかな環境と美しい大自然をいつくしみ守っていきます。 訪れる方々に対しても、村民の皆様と共に温かく迎え入れ、心を合わせ、そして文化を大切にし、明るい住み良い村を作っていくよう一層尽力し、後世へ引き継いでいきたいと思います。