山梨県地震被害想定調査の概要
令和5年5月に県が山梨県地震被害想定調査結果を公表しました。これによれば従来、山中湖村では最大震度は6強でしたが、震度7の可能性のある地域ができたり、液状化の範囲もかなり変化が見られます。是非一度ご覧頂き、防災施策(建物の耐震化や家具の固定、初期消火機材の設置など)の検討や防災訓練への積極的な参加を考えて下さい。これは、従来の地震被害想定調査から、約25年経過したことから、最新の科学的知見や手法、被害地震から得られた課題や教訓、社会条件の変化や地域特性を反映し、今回新たな地震被害想定調査が実施されました。山梨県全般については山梨県(防災局防災危機管理課)のホームページにある「山梨県地震被害想定調査結果(令和5年5月26日発表)」をご覧ください。本欄では山中湖村に大きな影響を及ぼす南海トラフ地震と塩沢断層帯の地震を掲載します。なおその他に、相模トラフ地震は発生した場合、村に及ぼす影響は大きいのですが、その発生の周期から当面の地震発生確率が小さいことから本欄では割愛します。